イベントレポート:2026年 ぶらりまちかど美術館・博物館が開催されました。
聚心庵
2026年9月27日、滋賀県東近江市五個荘地区で開催された「ぶらっと五個荘まちあるき」において、当社ゆかりの施設である「聚心庵」が一般公開されました。
ぶらっと五個荘まちあるき
「ぶらっと五個荘まちあるき」は、近江商人発祥の地・五個荘に残る歴史的な町並みや文化、芸術に触れていただく地域イベントです。当日は「ぶらりまちかど美術館・博物館」が同時開催され、普段は非公開の近江商人旧宅や寺社などが特別公開されました。聚心庵もその会場の一つとして、多くの来場者をお迎えしました。
展示物
今回は、塚本家の交友関係における書画等を取り上げています。塚本家と親交のあった勝海舟や福沢諭吉ゆかりの資料、横山大観をはじめとする著名作家の書画・掛け軸などを公開しました。
塚本家の交流
塚本家は近江商人として事業を発展させる一方、幅広い分野の人物と交流を築きました。特に2代目 塚本定右衛門(定次) は、勝海舟や福沢諭吉と親交を持ち、その交流を示す書簡や資料が聚心庵に伝えられています。
塚本家の地域貢献
塚本家は商売だけでなく、道路整備、教育、医療、植林、治山事業など地域社会への貢献に力を注ぎました。初代・塚本定右衛門は1812年(文化9年)、甲府で「紅屋」を創業し、紅や麻織物の行商から事業を始め、 2代目定次は、飢饉の際に私財を放出して住民を支援し、桜や紅葉を植えて人々の憩いの場をつくるなど公共の利益を重視した人物として知られています。その活動は勝海舟から高く評価され、『氷川清話』の中で「実に珍しい人物」と称賛されています。
歴史・文化の継承と地域社会とのつながり
当日は多くのみなさまにご来場いただき、地域の歴史や文化への理解を深めていただく機会となりました。当社は今後も、聚心庵の保存・活用を通じて地域の歴史・文化の継承に取り組むとともに、地域社会とのつながりを大切にした活動に取り組んでまいります。