「共存同栄」で新たな世代へ
お客さまの生活美を創造する企業を目指します。

ツカモトコーポレーションは、おかげさまで今年創業208年を迎えました。
近江商人の初代・塚本定右衛門が生まれ故郷の近江を離れ、甲府に小間物問屋「紅屋」を創業したのがその始まりです。以来200年にわたり和装事業から洋装事業、そして近年は生活雑貨や健康機器などの生活関連事業へと時代の変化にあわせ事業を多様化し、現在はお客さまのライフスタイル全般を提案する企業体へと進化を遂げてきました。

その長い歴史の中で不変なのが「道義を重んじ、共存共栄を旨とする」という企業哲学です。「売り手によし、買い手によし、世間によし」という近江商人の“三方よし”の考え方を根底に、自らの利益だけではなく、社会全般に目を配り、本当に必要な事業を行うという精神は、2世紀を超えてもなお、ぶれることはありません。

その精神は社員一人一人が「商売の原点とは何か」を考え、失敗を恐れず新たな事業へと立ち向かい、自立し協力する企業風土として息づいています。
その経営理念を元に、我々のあるべき姿を表したのがツカモトコーポレーションの企業スローガン「美しい生活がいい」の言葉です。そこには、和装・洋装のみならずライフスタイル全般を通し、お客さまに美しい生活空間を提案する企業であるべきという思いをこめているのです。

この4月、ツカモトコーポレーションは次世代に向け生産性を向上させ、効率経営を実践することを目指し、連結子会社を吸収合併し、新たなスタートを切りました。
モノを製造するだけではなく、そこから生まれるサービスをどう広げられるか、今後はツカモトコーポレーションならではの付加価値の高い事業を開発していきたいと考えています。

「時代や環境の変化に対応した共存同栄」

向かう未来へ目を向けても、創業時の商人魂とフロンティア精神は不変です。
200年受け継ぐこの言葉を胸に、お客さまの生活美を実現するライフデザインパートナーとして豊かな社会の創造を目指してまいります。
今後も一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長 百瀬 二郎
2019年4月