ぶらりまちかど美術館・博物館が開催されました。
ぶらりまちかど美術館・博物館
2024年9月29日(日)


今回は塚本五家の数々の社会貢献を取り上げています。
勿論治山治水や女子教育についてもありますが、
特に公債としての運用、基金としての消費目的等恒久的に
資金が枯渇しないように考えていました。


紅屋と呼ばれていたころのゆかりの品々がならぶ、定右衛門旅立ちの図や装具
紅花や赤い壁などが見える。

明治に活躍した塚本定次(二代目定右衛門)
幅広い交流があった。
勝海舟に田舎おやじであるが、面白いと評される人物。
桜を植えて、名所である吉野にいかずとも近在の人が花見を楽しめるように計画し、実行したとされる。

初代定右衛門の一代口上書
初代定右衛門の履歴を纏めたもの
多くの教訓や思想をも書かれており、後世への思いが厚い。

滋賀県内外を問わず治山治水に尽力することが多く
水害に対応する工事や植林事業を数多く進めている。
治山治水、学校教育への公債による基金設立等
石碑や謝状が残されている。


二代目定右衛門(定次)、粂右衛門(正之)、三代目定右衛門(定治)が精力的に活動している。




当日はあいにくの天気でしたが、熱心に説明に耳を傾けるお客様も多く、
遠方からのお客様もここ聚心庵で久しぶりの再会を楽しんでいる方も散見された。
来年も9月の最終日曜日に開催される予定です。