1812年(文化9年)

初代塚本定右衛門(久蔵)、甲府柳町に小間物問屋「紅屋」を創業。

1833年(天保4年)

久蔵45歳で、家業の基礎が確立し、「一心定まる」の意味で「定右衛門」と名乗り、「家内之定」を定める。

1839年(天保10年)

京都店を開設する。大和郡山藩への第2回献金の功により、紋付麻上下の羽織を拝領。

1860年(万延1年)

久蔵、8月25日死去72歳。正之、分家して初代粂右衛門となる。この頃から営業方針を多利僅商から「薄利広商」へと転換する。

1872年(明治5年)4月

東京日本橋伊勢町に東京本店開設

1876年(明治9年)

川並学校建設費として、滋賀県に260円を寄付。以降、毎年学校や公共施設、道路改修等に寄付。

1886年(明治19年)

定次(二代目定右衛門)が隠居し、家督を定治(三代目定右衛門)に譲る。

1888年(明治21年)

定次、岡本黄石の紹介で勝海舟を訪問し、以降度々海舟の教えを受ける。

1889年(明治22年)3月

定款を制定し、有限責任塚本商社を設立。福沢諭吉の慶応義塾大学設立計画を知り1000円を寄付。以降、毎年寄付を続ける。

1893年(明治26年)7月

商法実施に伴い、塚本商社を無限責任塚本合名会社に改組。(資本金25万円)

1895年(明治28年)

「塚本家家法」を福沢諭吉に、「塚本家家憲」を杉浦重剛により制定。この年「名家の敗亡を著す。」

1896年(明治29年)5月

小樽に小樽塚本商店開設。

1907年(明治40年)

山梨県で大水害発生。塚本合名会社は、創業の地として、山梨県に200円を寄付。また、明治44年にも大洪水により大被害。塚本は治山治水の植林事業に1万円を山梨県に寄付。のち、この植林地は「塚本山」と命名される。

1910年(明治43年)

営業諸策上の重要事項を決定するため、滋賀奥帳場の川並塚本定右衛門家に事務所を設置。

1913年(大正2年)

東京店を新築し、甲府店を東京店に合併。

1919年(大正8年)

塚本さと、淡海女子実務学校を設立。滋賀県五個荘川並の本家霊堂にて杉浦重剛により「家訓」を発表。

1920年(大正9年)1月

東京日本橋伊勢町に(株)塚本商店開設(資本金100万円)。

1920年(大正9年)3月

塚本合名会社を吸収合併 (資本金300万円)。

1929年(昭和 4年)3月

東京本店新築完成。

1952年(昭和27年)5月

商標「MUSE」(ミューズ)制定、登録。

1957年(昭和32年)8月

マネキン人形の賃貸、販売業開始。

1961年(昭和36年)2月

商号を「塚本商事株式会社」に変更。

1963年(昭和38年)10月

株式を東京証券取引所市場第二部に上場。

1965年(昭和40年)7月

東京本店新ビル完成。

1969年(昭和44年)12月

小樽支店を閉鎖、札幌支店開設。

1973年(昭和48年)8月

株式を東京証券取引所市場第一部に上場。

1974年(昭和49年)4月

京都支店新ビル完成。

1977年(昭和52年)4月

塚本ビルサービス株式会社を設立。

1978年(昭和53年)8月

陳列用器具の賃貸及び販売業をミューズマネキン(株)に営業譲渡。

1979年(昭和54年)11月

塚本倉庫株式会社設立。

1986年(昭和61年)8月

ミューズマネキン(株)を「株式会社アディスミューズ」に商号変更。

1992年(平成4年)9月

滋賀県五個荘町川並の業祖発祥地に資料館「聚心庵」開庵。

1994年(平成6年)4月

商号を「ツカモト株式会社」に変更。

1995年 (平成7年)4月

「華すがた会」を組織。

1996年(平成8年)4月

上海事務所を開設。

2001年(平成13年)4月

環境ISO14001認証取得。

2003年(平成15年)10月

会社分割制度による7事業会社を設立し、分社体制に移行。商号を「株式会社ツカモトコーポレーション」に変更、純粋持株会社とする。

2008年(平成20年)2月

市田株式会社を完全子会社としてグループに編入。

2008年(平成20年)3月

ツカモト本社ビル耐震・外観リニューアル工事竣工。

2008年(平成20年)4月

管財部門を統合して事業持株会社に変更、和装事業・洋装事業を再編。

2010年(平成22年)1月

冢本貿易(上海)有限公司設立。

2010年(平成22年)4月

ビル管理サービス部門を統合、非物販事業子会社を統合・再編。

2011年(平成23年)4月

創業200周年迎える。
200周年事業、新経営理念体系策定。

2011年(平成23年)9月

ホームファニシング事業「ラルフローレン」ブランドをアウトレットで販売開始。

2013年(平成25年)4月

執行役員制を導入。

2013年(平成25年)6月

(株)アディスミューズへ同社全株式を譲渡。

2014年(平成26年)6月

東京都目黒区の”目黒スクエアビル”不動産を取得する。

2014年(平成26年)9月

旧京都支店不動産を売却。

2017年(平成29年)4月

東京・札幌の和装事業を京都店に一元化。これに伴い札幌支店を3月末日で閉鎖する。

2017年(平成29年)10月

ツカモト市田株式会社を新設し、ツカモト(株)と市田(株)の和装事業を完全統合する。
株式の売買単位を100株に変更するため10株を1株に株式併合を行う。

2018年 (平成30年)5月

非営利型一般社団法人ツカモト資料館・聚心庵設立

2019年(平成31年)4月

グループ再編、子会社を吸収合併(ツカモトアパレル(株)、ツカモトユーエス(株)、ツカモトエイム(株)、市田(株))